「脱臼うさぎ」その２２４ あき・秋・エリマキ

このところ秋を思わせること・・・

お嬢様の変化です。食欲旺盛は常のこと。

あら、おかぁさま。失礼ね。

わたしだって食欲が落ちたことあるのよ。とお怒りかな？

「そうね、父と母が「ご用」で忙しく家を出入りしていた時、

そうそう、ペットホテルにお泊りした時もたしか

いつもより食欲減退でしたもんね。そうそう、そうだった。

デリケートなのよね、お嬢様？」
そうよ、不安と寂しいのって大嫌い！
食欲もなくなっちゃうくらいなのよ、おかぁさま。

といいながら（・・たぶんです）モクモクと食べ続けるお嬢様。
「あらまぁ、やっぱり・・ね。お嬢様、秋です。」
(・・?えっ？何が何して？どこがどうして？秋なの、おかぁさま？
「だってさぁ。お嬢様の首を御覧なさいな。ね、秋でしょ？」

「ほらほら、首にエリマキが出来てきたじゃないですか？」
首(・・?エリマキ(・・?なんのことですか？
生き物の自然なこと。秋～冬に向かって脂肪を蓄えるんです。
冬の寒さに耐えられるように・・お嬢様は野生でもないけれど、

致し方ない。母もどうしたわけか冬には少々〇〇です(~_~;)

「脱臼うさぎ」のエリマキがだいぶ目立ってきました。

昨日はおひげのそばに抜け毛の塊を見つけました。

「ホッペペの毛を抜きますよ」ではないですが、

「この飛び出した毛の塊を抜きますよ」と母は引っ張ちゃいました。

お嬢様はおひげを抜かれたかと思って、びっくらこ！！でした。

「脱臼うさぎ」は冬毛に生え変わる時季に来ているようです。
体を撫で撫ですると、ここ最近フワフワと毛が舞います。
母はコロコロをそばに置くことにしました。

　　　　　　　　　　　秋を実感！！

お嬢様は生まれて六回目の秋を迎えています。

ふぅん(・・?　　生まれたときって「毛の生え変わり」でなくて、

日に日に毛が生えてきたんでしょうが、秋に生まれたお嬢様。

冬に向かっての毛が生えたんでしょうかねぇ(・・?

考えたってわかりゃしませんが、

ふと思ったんです。母は。

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お帰りにカチッ、カチッと