「脱臼うさぎ」その５１ お嬢様と雛飾り。 ２月最後の「大安」

「おはよう、お嬢様。

母は朝から大忙しですよ。」とおかぁさま。

なんのことやら、わたしにはです・・・が、

昨日おかぁさまがおっしゃっていた「大安」に関係あるの？

ケージのお掃除終えたおかぁさま、構えて・・なぁ～に？

・・わたしのケージのお掃除終えたなら、どうぞお構いなく。

お家のお掃除してくださいな。えっ？！それは後でもいい・・？

ねぇ、ほんとうになぁ～に？

　　　　　　　　　　　　　
「やっぱり、お嬢様にはタダの紙にしか見えませんよねぇ？」

ビリビリと齧って、破って遊べるだけでも「最高！」
今度は、なにをわたしのケージに入れました？
おかぁさまっ！だれですよっ！このお二人は？

　　　　　　　「あぁ、お嬢様。気にしなくて良いのよ。」　　
　　　　　　　　　　　　　　　

気にするなと言っても、この間の「節分」とやらのことがありますからね。

やっぱり不法侵入者ですわよ、おかぁさま。

「脱臼うさぎ」は、母の今朝の目の回るような

忙しさも関係なし、迷惑この上なし！とばかりに・・・・
お嬢様にしたら、大迷惑な事はわかっているのですが、

止められないと言うところです。

「雛飾り」は、地域により２月の「大安」の日に

出して飾り付けるとか・・。

そこで、大急ぎで２月最後の「大安」の今朝、

（それに２月も今日でお仕舞いですし。）　

お嬢様の撮影会です。　 　　　　　　　　こんな「ひな壇」のそばには、お嬢様は近づけられません。
　　　　　　　　齧りまくりそうです。

母は、これから家の掃除に掛かります。・・遅くなってしまって。

はい、はい。そうそう。お嬢様の言う事分かります。

勝手に遅くなったんだというんでしょっ？！

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