「脱臼うさぎ」その１１５ 再発でございます。

「ごめんね、お嬢様。いったいどうしちゃったんでしょうねぇ？
『結膜炎』が再発ですね、その涙目は。」
「ほんと、よくよく見ました。 見ていたらだんだん涙が出てきて・・
（実際に人間のようにポロポロと流れる涙ではございませんが）

でかい、真ん丸お目々が潤んできました、お嬢様。
いいえ、決して『結膜炎』のために涙で潤んでいる目を

色っぽいなんて、こんなとき茶化しませんよ、母は。」といいながら、

左目を念のため見てみたら「長いまつげがすごいじゃないの！

かわいさと色っぽさで・・・あっ！いいえ、いいえ、

何も言っていませんよ、母は」

「お嬢様、また目薬を点しましょうね。

目薬を点すのをやめたのが早かったののかしらねぇ？

涙も出なくなって、時間おいたのにねぇ。」

ホッペペ、また「ガビガビ ？」と心配するお嬢様。
「大丈夫！ガビガビになったらまた母がきれいにしてあげるから」

「脱臼うさぎ」は『結膜炎』の再発で落ち込みました。

母も落ち込みました。目薬を点す期間が短かったのかと。

治ったと思ったけれど、まだ完治ではなかったのかと。

母の判断ミス？・・・

でも、「脱臼うさぎ」のお嬢様はタイトルが「脱臼＆結膜炎うさぎ」に

なるということより、ホッペペが「ガビガビ」になるかというほうの心配が

先みたいです。元気で食欲もあるので、あとは女の子としての

身だしなみということでしょうか。・・・・・

・・・・とにかく『結膜炎』を完治させなくっちゃぁ。

母（飼い主）の役目です。

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