「脱臼うさぎ」その８１ でておいで！

「おはよう、お嬢さま。
ほら、遊びに出ておいでよ！」


・・・・・？？？おかぁさま・・？
　　　　　　　　　　　　　　　　
「もう少ししたら、サークル出してやるわね。」　

サークル・・？サークル・・？そんな先のことより、
「なにあわてているのよ、お嬢さま！。

ケージの囲いがないと、そうも不安ですか？
天敵いないし・・ 狭いところでトイレの網外しに夢中に

なっていないで、出ておいで！」

囲いがない！！

今のわたしには、ケージの囲いです！！
お　かぁ　さ　まぁ～！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
もどしてよ！もどしてよ！！はやく！！
　　　　　　　　　　
「あぁ、やっちゃった！またまたえさ箱ころがしちゃったのね、お嬢様」

知りません、知りません！とっても不安です。わたし。

「脱臼うさぎ」はもうすぐすると、「出てこなくていいから！」と

こちらがストップ掛けるほど、自分の意思で頻繁にケージから

出てくるのですが。まだ動物的本能で、活動時季ではないということ

なのか、冬のころからなかなかこの時期になってもケージから

「お出ましに」なりません。

外では張り切って「跳んだり跳ねたり」しているのにねぇ？


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