2009年4月30日木曜日

「脱臼うさぎ」その108 お肉がつまめるからどうしたって言うの?

「ねぇ、ちょっとお嬢様。」とおかぁさまが呼びます。

何か御用で・・? 呼ばれたからにはでもありつけるかと、

・・・大きな間違いでした。(>_<) 人生・・兎(と)生はそう甘くはなかった!!
何よっ!ただなでただけ、おかぁさま?

そりゃぁ、なでられたら気持ちはいいですが、
わたしパンのひと欠けらドライフルーツの一粒がほしかった。
おっ!!
お嬢様お肉がつまめます。ダボダボ・・・ダボついています。」
とおかぁさま。
「・・・・・・・ねぇねぇ、一晩くらい大丈夫かしらねぇ?
餌はあればあるだけ、やればやるだけ、休み休みでも全部食べちゃう
だろうし。・・・お水だけ大きなボトルにしておけば、丸々一晩くらい
お留守番しているでしょう・・?兎はさびしいと死ぬって言うけれど・・
・・・・まさかねぇ?」
「大丈夫だろう。真夏でもないから部屋の温度も上がるわけでないし。
預けるより、よほどいいだろうと思うけれど。あれだけつまめる肉が
あるんだから、一晩で飢え死にってことはないだろう。」
またまたおとうさまとおかぁさまの話を小耳に・・兎の耳に挟みました。
・・・・・・・なぁに?何話しているの?わたしも話の仲間に入れてよ!

「脱臼うさぎ」はもしかしたら、かるぅ~く一晩ほど一人(一兎)で
お留守番かも知れません。
大丈夫かなぁ?

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