「脱臼うさぎ」その５１６ トントントン。ツンツンツン・・

おはようお嬢様。
おやおやかわいい後ろ姿。
「脱臼脚」ちょこんと・・ね。
真っ白白の尻尾も
トントントン・・・母の前に回って、ツンツンツン。
　おねがい m(__)mm(__)m
　お願しますれす・・・おひざに乗ってもいいれすか？

乗ってちょうだい！乗ってちょうだい！
お嬢様のその気があるなら、母のひざに乗ってちょうだい！
　うんとこっしょどっこいっしょ！！

母は ワクワクドキドキ・・・(ーー;)(-_-)はぁ～～～。
ガックリです。
　今日はここまれれす
　だって、後ろ足が上がらないんれすもん。
　うん？ ピョ~ンと飛び乗れっていうれすか？
　らめれす、らめれす・・おかあさまがおひざを崩して
　低くしてくれても、らめれす・・わたし。
　おひざのうえは、爪切りの時らけれす。

そうか！ 母ちょっと納得。
母の膝の上は「爪切り」の時の「抱っこっこ」を連想するようです。
おやつのビスケットで釣って、ちょっとずつ離す母。
届かない距離になるとあきらめちゃうものね。
食欲より「爪切り」の嫌なほうが勝っちゃうんだね。

じゃぁ、「お願い。おひざにのっていいれすか？」は違うでしょ？

　ふぅ～んそうなのれすか？ちがうのれすか？　でもね、半分乗ったれすよ。おかあさまのおひざにはね。

　　　　「脱臼うさぎ」のお嬢様。

　　　　脱臼脚をちょこんと・・・ね。

　　　　トントントン・・ツンツンツン・・・

　　　　威嚇のタッピングでは無く、催促、甘えのタッピングと

　　　　鼻先でツンツクツン。

　　　　いつでも母の膝の上、乗ってもいいのですよ。

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