｢脱臼うさぎ」その３２２ どうして？こんなことに？

そんな狭いところから
顔をだして・・
「ちぐら」に入ったまま
「わらのねぐら」を引っ張りますか？

おっ！ほぐしに掛かりましたね？

なにをするか、

このまま母は
しばらく見ていましょう。

なかなかやりますなぁ！！

・・が、

「ねぇ、どうしても？」

お転婆お嬢様。母は「うさぎ」というものと初めての同居。

その同居兎（同居人）としてやってきたのが、

このお嬢様。「うさぎ」との同居を決めた時には、

一般的な「うさぎの性質・飼い方」などの情報を仕入れました。

やはり『個性』と言うものは｢人｣と同じで｢人」が｢十人十色」なら

「うさぎ」も｢十兎十色」というのでしょうか。

「多頭飼い」もしていないから、「うさぎ」といったら

このお嬢様しか知りません。

お嬢様との同居生活も七年目に入ると、

　　　「うさぎ」イコール｢お嬢様｣。

お転婆ぶりも当たり前に・・「うさぎ」ってこういうもの！と。

　　　　　　　　　　　　

｢脱臼うさぎ｣のお嬢様。

今日も横着なままで「ちぐら」から「うさぎのねぐら」を

カジカジ・・編みこまれたわらをすっかりほぐし・・

「ねぇ、なにやってるの？」と母に聞かれる始末。

それじゃぁ、自分の体に巻きつくでしょ・・・ほら、

言わんこっちゃない！！体にぐるぐる巻きつけて

いったい何をしようと？エッ(・・?なぁに(・・?

　　　ほっといてくらぁさい！！・・ですって？！！

じゃぁご自由にどうぞ。・・・

クルシイィ・・くるしいぃ・・苦しいぃ・・くなったら

教えなさいよ！・・と言った母の心配をよそに、

「うさぎのねぐら」のわらほぐしに

せっせ、せっせと精を出していたお嬢様です。

はいはい。ほぐし散らかした「わら」の後始末は

母のお仕事です・・・・よろしくね(^_-)-☆という

お嬢様の声が聞こえそう。空耳かしら(・・?

の続きのようなお嬢様の遊びのひとコマ。