お鼻、ピクピクさせながら近づいてきて、
クンクン・・・パクリとお口に入れたお嬢様。
待てっ!!待てっ!!という母の言葉に
怪訝そうな顔。そう、なぜ待たなきゃならないの?
大好きなパン。目の前にあるパン。
わたしが食べるようにって、おかぁさまが置いたんでしょっ?
それならなぜ、なぜ食べちゃいけないの?
わたし、わかんなぁ~い!
待てっ!!待てっ!!といいますが、
おかぁさま、あのね、わたし今日も違うと思うの!!
絶対に違うと思うの!!
でも
でないと思うの。わたしは。なんかおっしゃっています、お嬢様?
犬や猫がどうとかこうとか・・・・と。
「芸は身を助ける」というから、まてっ!!くらい覚えたら?
と母は思うのですが。
失礼しちゃうわ
目の前にパンを置いて「待てっ!!」絶対に絶対に違うと思うの
わたし。「脱臼うさぎ」のお嬢様。
目の前に置かれた大好きなパン。
「待てっ!!」と声をかけられ、一度口にくわえたパンを
ポトリと落としました。
真ん丸お目々が心なしか、母をにらんでいるよう。

今日はお天気がとっても悪くて、外は雪交じりの風が
強烈に吹きまくっています。短時間の停電が3回ありました。
停電の回復するたびに、タイマーの電燈がパッ、パッと
つくもので、お嬢様は電燈が点く度に天井を見上げていました。
分かるんですかねぇ。
昼間の電燈の点燈消燈が繰り返されていることが。
寒さのこの日に「大停電」にはならず、
ほっと胸をなでおろしている母です。
お気に召しましたらお帰りに
カチッ、カチッとクリックして行って下さいなm(__)m
にほんブログ村

