「脱臼うさぎ」その３８９ 今日も花丸？ご冗談で！

あれは昨夜のこと。
そろそろ母も、もちろん父も「寝ようか」という時間。
寝仕度する母をお嬢様の顔が、目線が追いかけます。
なによ！「おいで」といってもしらんぷりのお嬢様。
今時分（母の寝る時間）になって「遊び足りない」様子を
見せて・・気を引こうというの？

父が母の動きを追いかけるお嬢様をパチリと。
「あっ！フラッシュ焚かないで！」の母の言葉も遅く、
ピカッと光ってしまいました。(-_-;)
お嬢様のお目々は大丈夫かしらと。母はそっちのほうが心配。
父の撮った、フラッシュ焚いたお嬢様のお目々は「赤い」です。
「これぞ、うさぎの目は赤いというのか、撮影時の赤目か？」と
言う父はほっときましょう。
大丈夫かい？と声をかけ、鼻柱と体をひと撫でし、
頭を軽く指先で「ツンツクツン」とした母です。
お休み、お嬢様。・・・・・・・
　　・　　　　
　　・　そして　
　　・　
それは翌朝・・・今朝のこと。
昨夜の「遊び足りない」相手をしてやらなかった、
それとも父のフラッシュが気に入らなかったのか、
はたまた、「トイレのいたずら大好きお転婆娘」の単なる
いたずらか、ケージの中で大暴れ！！　
網をブン投げる・・いつものこと・・　今日は それ以上の
音が響きました。
ガタガタ・・グゥァタグァタ・・・ガッタン、ガッタン・・。

ほんとにすごいのねぇ、お嬢様。
ここで「ご立派なお転婆振りでございますね」と
昨日に続いて花丸あげましょか？(；一_一)
いいえ、今日は花丸というわけには行きません。

どうしてそこまでやるのかなぁ？
「遊び相手」してあげなかった仕返しかしら？
フラッシュ焚いたのが気に入らなかった仕返しかしら？
でもね、フラッシュ焚いたのは母ではございませんのよ。
父です。父です。仕返しするんだったら
父の足に突進していってちょうだいよ。
ひっくり返したトイレお始末は母のお仕事になります。
もしも仕返しなら相手が違うわよ。

それ行け！父の足目指して・・猛突進。
はぁ、それもいま少し暖かくなってからですか？

それにしてもやっぱり「お見事！」というしかないケージの中。
　　「脱臼うさぎ」といわれるわたし。
　　別に昨日のこと「根に持っている」わけでは無いれす。
　　トイレの網をいつものように歯で、そう、
　　お母様の言うように「ブン投げた」ら、
　　なんだか勢いあまってひっくりかえちゃたんれす。
　　わたし、わるくないも～ん！
　　しかえし？ううん、ちがう！ちがう！ちがいます。
　　お目々もなんともありません。
　　でもわたし、もうちょっとしたら、テーブルの下に隠れていて、
　　お父様の足に「突進」しようと思うの。
　　あっ！これ内緒ね、ね。ね、おかぁさま。

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